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2012年3月

2012年3月13日 (火)

金沢動物園でインドゾウのお話をしました

神奈川県金沢動物園開園30周年記念「Zoo to Wildセミナー〜動物園で感じる野生の世界」の第2回セミナー「森に暮らすインドゾウからのSOS」で、坂元事務局長が講演を行いました。

この日東京は朝から雪がちらつき、集合時間でも冬に戻ったような冷たい雨。そんななか、なんと50名以上の参加者にはびっくり。

講演の前に、動物園のガウルやインドゾウの観察とレクチャーです。

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このインドゾウはメスで約3トン。後ろの方になんと6トンもある立派な象牙を持つオスもいます。このメスの足の裏を見せてもらって、巨体を支える秘密を知ったり、舎内で実際にとれた歯や折れてしまった牙を手に持たせてもらったり、フンの中身を見たり重さを量ったり、ゾウの身体の不思議を身近に感じてから、講演に入ります。

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大人向けのこのような野生を知るセミナーに参加したい方が大勢いるんですね。50名以上の皆さん、とても熱心です。

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先週、ちょうどインド・アソム州のゾウプロジェクト視察から帰国したばかりだったので、今のインドゾウのおかれている問題や現状が臨場感をもって伝えられます。

野生動物問題は結局は、野生動物の周辺にいる人間の問題。密猟も村人との軋轢も保全もすべて人の問題です。

終了後に、動物園の飼育員の方たちとも色々話しました。若い飼育員さんたちはとても熱心に動物園を窓口に野生を感じてもらうには、と色々考えていらっしゃって嬉しくなりました。動物園の動物は野生の仲間たちの大使です。動物園の動物を見るときは野生の仲間の現状にも、目がいきますように。

インド報告は近いうちにこのブログでもお伝えします。

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